2018/09/02 16:55
ハンギングタイプの新作です。
Wiredのもうひとつのロゴは「ハンギング」をイメージしたもので、
Wiredが最も得意とするジャンルです。
今回の作品は、前回のスタンドタイプと同じで一般的な3号鉢に合わせて作りました。
ハンギングとしては、ミニマムなサイズに近いものです。
本来ハンギングの魅力は寄せ植えの華やかさにあると思いますが、
このプチハンギングのテーマは「小さな存在感」です。
あなたのお気に入りの植物を1株だけ選んで、
それを愛でるための器だと思って下さい。
植物の選び方については、
①あまり大きくならない植物を選ぶこと。
*これはバランスの問題ですね。
②上に伸びすぎない植物を選ぶこと。
*本体を釣る3本のワイヤーをSカンでまとめていますが、
その長さは約20センチです。
それを超える以上に成長しそうなモノは避けた方が無難です。
上に伸びるものより、垂れ下がるタイプが良いかもしれません。
最後は、比較的乾燥に強い植物を選ぶことです。
*保水性の高い用土を使ったとしても、
素焼きの3号鉢ではすぐに乾いてしまう恐れがあります。
うっかり水やりを忘れてしまうこともありますので、
最初から乾きに強いものを選んでおいた方が良いと思います。
そもそも鉢が小さいと植物は大きくなれないのですが、
だったら、最初からあまり大きくならないものを選んだ方が、
その後の管理も楽だということですね。
下の写真はプミラの斑入りと斑なしです。
いくつか用意しておいて、ローテーションしてあげるのもいいですね。
吊り下げ用の3本ワイヤーはSカンのところで外せます。
外した状態で鉢をセットし、改めてSカン に繋げてください。
また、3本ワイヤーの代わりに麻ひもなどで釣っても可愛いので、
ワイヤーに飽きたら、いろいろやってみて下さい。
紐の方が揺らぐ感じが強くなるかもしれませんね。
参考例として、バスケットの一番下に、
少し大きめなブルーのビー玉を入れてみました。
ポンと投げ込んだだけですが、ちょうど引っかかって落ちません!(笑)
色を変えれば、また雰囲気が変わると思います。
揺らぐ「クルクルパーツ」も外せるようにしてあります。
お好みでお使いください。
商品説明のところでも書いていますが、
鉢の代わりに椰子(やし)のシートや天然の苔(こけ)などを内張し、
用土がこぼれないようにしても使えます。
苔もシート状のものが手に入れば良いのですが、
厚みがありすぎると肝心な植え込みスペースがなくなってしまうので、
薄いものがベストです。
仕上がりが、ぐっとナチュラルな感じになります。
インドアで使うようでしたら、エアープランツを組み合わせても素敵ですね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。